こんにちは、東京都文京区本郷三丁目駅徒歩4分の税理士・谷澤です。
現在着手している相続関係の案件から事例のご紹介です。
土地について登記情報を取り寄せると、地名と番地が記載されています。
時として番地の前に1丁目や2丁目といった丁目が記載されています。
丁目も知名の一部です。
さて、現在着手している案件ですが、某県某市の一部に多数の土地を所有している方の案件です。
土地の情報を取り寄せると、一部の土地に「甲」「乙」などの文字が付されています。
他にもかつて甲などの文字が付されている土地があったのですが、分筆などの時に消されたようです。
依頼者から質問されました。
「甲」などの文字は何ですか?
荒っぽくいうと、1丁目や2丁目の類です。
明治時代の地租改正の時に付されたもので、地域によっては「イロハ」などの文字が付されていることもあります。
現在では意味を持たなくなっていますが、正式には地名として残っていますので、いろいろな書類にはこれらの文字を記載することになります。
都心では見たことがありません。
このようなものがあるというお知らせでした。
※東京都文京区の税理士による文京相続相談室(谷澤税理士事務所)では、相続税申告に限らず、相続手続や遺産整理、事業承継対策をお手伝いします。少額の案件もお引き受けいたします。
2016年8月30日