こんにちは、東京都文京区本郷三丁目の税理士・谷澤です。
ただ今、所得税確定申告作業真っ最中です。
2月16日ではありません、当事務所は1月下旬に確定申告作業がスタートしています。
さて、今回の申告内容(まだ半分も終えていませんが)の傾向は、
・譲渡所得の案件が増えた
・医療費控除が相変わらず多い
・雑損控除が皆無
です。
譲渡所得が多いということは、不動産が動いているということです。
不動産が動かない時は景気も悪い時です。
不動産の売却があっても、申告を税理士に依頼せず、税務署の無料相談を利用する方が多いようです。
それが今回は何件も申告依頼があります。
全ての業界・地域で景気がいいわけではありませんが、少なくとも東京近辺はいいようです。
その動きを感じます。
医療費控除は情報が普及しているのか、皆さん、領収書をしっかり保存しています。
ただ、インフルエンザの予防接種など、治療でない領収書も見受けます。
一定の事情の下、文書代や健康診断費が医療費控除の対象となることもあります。
医療費控除の対象はあくまでも治療であることをご認識いただければと思います。
相変わらず3月10日以降の申告書提出が多いようです。
早期に提出すれば、還付の場合、還付金が受け取れます。
添付書類不足の場合で税務署が気づけば、連絡をいただけることもあります。
添付書類不足で特例が受けられないことがありますが、申告書提出期限前であれば追加提出で救済されることもあります。
みなさん、所得税の確定申告は早く提出しましょう。
東京都文京区の税理士による文京相続相談室(谷澤税理士事務所)は、相続税申告に限らず、相続相談や遺産整理、事業承継対策をお手伝いいたします。少額案件のご相談もお受けしております。
2015年2月11日