こんにちは、東京都文京区本郷三丁目駅徒歩4分の谷澤佳彦税理士事務所です。
10月の3連休のうち、1日は長崎の軍艦島を見学してきました。
ネットで軍艦島ツアーを予約しても、なかなか予約がとれません。
たまたま3連休の中日で1名、空があったので予約しました。
当日は長崎くんちの開催日、加えて長崎港には5,000名を運ぶ大型旅客船が停泊しており、観光客で混雑していました。
天気は申し分のない絶好の観光日和でした。
軍艦島ツアー、波の状況によっては船が接岸できないこともあり、船の添乗ガイドさんがいうには、最悪4連続上陸できなかった人がいるとか。
幸い、当日の波は凪、波の高さは1m、航行中、船の揺れも少ない状況でした。
軍艦島までの航路途中、船窓からは三菱造船関係の世界遺産を幾つが眺めることができました。
明治初頭の日本が工業化を進める先頭となった戦時の足跡を見ると、その巨大さに驚くばかりでした。
さて、軍艦島、ご承知の通り、人が住まなくなって40年ほど経過し、建物の劣化が相当進んでいます。
倒壊寸前の建物もありますが、それでも過去の先人の残した功績を十分感じることができました。
昭和30年代前半において、全ての家庭にTVがあったそうで、過酷な命の保証がない仕事でしたが、その分、給料は破格に良かったようです。
明治時代から石炭の採掘を始め、最高は9階建ての鉄筋コンクリートアパートを日本で初めて建築したそうです。
維持管理が行われていないので劣化しているものの、近代日本の礎を築いてくれた先人に改めて身近に感じました。
合わせて現代の高い生活水準、このような土台の上に築かれていること、改めて先人に感謝です。
昭和30年代の工員の月給は15万円、三菱幹部が50万円m、移住した医師は100万円だったそうです。
ちなみに当時の長崎の銀行員、高給取りで月給7万円とか。
郡鹿島のアパートは1家で6畳1間と狭いものの、最新の電気製品が揃っていたのもうなずけます。
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2017年10月9日