こんにちは、東京都文京区本郷三丁目駅徒歩4分の谷澤佳彦税理士事務所です。
都心ではあまり遭遇しませんが、都心の相続でも地方にある土地を相続される案件が多々あります。
文京区を始め東京は生粋の江戸っ子もいますが、多くは地方出身者です。
親が残した地方の土地を相続する案件も見受けます。
地方の土地で、たまにあるのが市街化調整地域です。
これから市街化されるであろう地域です。
無分別に建物を建築されると将来の都市計画に影響が出るため、建物の建築には厳しい制限があります。
市街化調整地域でも、既に建物が建築され、宅地として利用されている土地の評価は難しくありません。
難しいのは雑種地です。
現況調査に加え、市役所(場所は面積によっては県庁)の建築指導課などに行って建築許可基準を確認、評価を減額できないか検討します。
先日も建築許可に大きな制限(建築が100％ムリなわけではありません)のあることがわかり、宅地並の評価額から半額の評価にしました。
机上調査だけで役所に向かうと、話がかみ合わないこともありますので、必ず現地を確認してから役所に向かいます。
見えないところで税理士は頑張っています。
※税理士による文京相続相談室(谷澤佳彦税理士事務所)では、相続に関するご相談を初回に限り、無料面談相談に応じています。
2017年8月18日
