こんにちは、東京都文京区本郷三丁目駅徒歩4分の谷澤佳彦税理士事務所です。
相続税申告、相続手続においては、ほとんどのケースで不動産が遺産に残っています。
漏れなく手続きを進めるため、被相続人名義の不動産につき、市町村役場から「固定資産名寄せ帳」を取得します。
固定資産名寄せ帳、固定資産税を課税するために市町村が作成している固定資産課税台帳を所有者別にまとめたものです。
その人名義の不動産が漏れなく掲載されているはずですが、そうでもないことがあります。
それは共有名義の不動産です。
漏れなく掲載している役所もありますが、筆頭者のみ情報を吸い上げている役所もあります。
先日受託した案件でも、名寄せ帳に共有名義不動産が漏れていました。
法務局から公図を取り寄せ、近くで番地の付されている道路の登記情報を取得すると、数名による共有名義のものがありました。
もしかして共有名義が漏れているかもという疑念から調査してみたのです。
調査(登記情報取寄せ)をしても、空振りに終わることもあります。
空振りに終わった場合、登記情報料をご依頼者にご負担いただくのは申し訳ないので、こちらで負担しております。