こんにちは、東京都文京区本郷三丁目駅徒歩4分の谷澤佳彦税理士事務所です。
昨日、今日と、上場株式は大きく値を下げています。
現在、ご依頼いただいております相続税の案件で、幾つか上場株式が遺産にあり、亡くなった時より時価が下落している案件があります。
時価の下落、何とか相続税の減額に結びつかないか?とご相談をいただいております。
現時点では残念ながら救済措置はありません。
その代わり、時価が値を上げても、相続税の追加納税はありません。
同様のご相談はバブル経済崩壊後の株価が下落基調の時にも、何度か、相談を受けました。
ここ数年、金融庁から、相続後に値を下げた上場株式について、相続税の減額措置を設けるように税制改正要望が挙がっています。
要望書が挙がっているものの、税制調査会では議論に挙がっていないようです。
ここ数年、アベノミクス効果で株価が上昇基調でした。
しかし昨今の世界情勢などから株価が一本調子で上昇しなくなりました。
今後のことはどうなるかわかりませんが、そろそろ株価下落に対する救済措置が出てきてもいいのでは?と思っております。
※税理士による文京相続相談室(谷澤佳彦税理士事務所)では、相続に関するご相談を初回面談相談無料にて積極的にお受けしております。
2018年11月26日