本日は私ともう1名の経営コンサルタントが協同で開催するセミナーのご案内です。
主催は日本経営士協会横浜経営支援センターです。
中小企業事業承継の課題と実践的対応
? 後継者不在時のM&Aの活動の課題への対応 ?
平成24年6月17日(日)13:00?16:00
横浜市技能文化会館 801研修室
http://gibun.jp/gibun/index.html
受講料:3,000円
■ 概 要
平成19年度中小企業白書によりますと、中小企業が廃業を検討している理由の3番目は「後継者がいない」、4番目が「高齢化」です。
だれでも経営者が設立・経営したきた会社を継続させたい、あるいは後継者に事業を承継させたいと考えるのは経営者として当然の摂理です。また、今の日本を支える中小企業が雇用を維持し、技術の喪失を防止するためには、円滑な事業承継が緊急かつ重要な課題になることは明白です。
一方、中小企業経営者の高齢化が進む中、特に親族内の後継者確保はますます困難になりつつあります。
このような後継者不在の起業の事業承継対策の1つがM&A(=Merger&Acquisition、合併・買収)です。中小企業のM&Aは日本では件数が少なく馴染みが薄いのが現実です。
本講演では、事業承継の課題解決策の1つであるM&Aについて正しい認識を持っていただくとともに、M&Aの手法内容と実施上での課題・対応策について説明いたします。
担当講師は、多くの中小企業の新事業立上を支援してきた実践的実力派。自らの失敗経験や数々の事例を交えながら、最新の事業承継状況や後継者育成のポイントや、M&A成功のキモと実行のポイント、M&Aにまつわる株の売却、事業税の扱いや会社分割などの税務課題を実践的な観点から説明・伝授します。
■対 象
本セミナーは、以下のような方に最適です。
・中小企業の経営者で事業承継を考えている方
・中小企業の経営者で事業承継を行う必要がある方
・中小企業の経営者で事業承継したいが後継者不在の方
・中小企業の経営者でM&Aにご関心がある方
■ カリキュラム
1. 事業承継の重要性・事前計画立案の必要性
2. 事業承継を考える時のステップ・プロセス
3. 事業承継の選択肢フロー
4. M&Aの手法内容と、課題・対応
(ア) M&Aとは
(イ) M&Aの課題と対応
(ウ) M&Aの手法と税務的対応
? 株式譲渡と税務
? 事業売却と税務
(エ) M&Aの実施ポイント
5. Q&A
■ セミナーの成果
? 事業承継の状況と課題を理解する
? 事業承継時に後継者不在の場合の対応;M&Aについて理解する
? M&Aの課題と対応について理解する
また、セミナー出席者には、事業計画のフォームと各項目の説明資料を配布致します。
■ 講 師 :経営士 山本 雅暁
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー GBM&A;経営コンサルタント
大手AV電機会社にて海外の子会社の経営再建に着手。売り上げの300倍もの在庫処理を10ヵ月で行う。1993年より経営再建の手腕が買われ、欧米企業とのアライアンス・M&A事業に従事。2007年経営コンサルタントとして独立。事業領域や市場規模に応じた起業化、中小企業の売上拡大、新規事業立上、事業再生のための経営戦略(含むM&A)を支援する。ビジネススキルアップのために、OJT型(On-the Job Training)の研修講師を務める。
■ 講 師 :経営士・税理士 谷澤 佳彦
大手スーパー財務、会計事務所勤務を経て1993年独立。
自身が相続で遺された現金を超える相続税納付経験を持つ、相続は他人事ではないと感じ、相続税や事業承継対策に力を入れる。
FPの資格も合わせ持ち、FPとしては相続に専門特化している。
NPO法人日本経営士協会理事、医療法人堀口整形外科病院監事、名古屋商科大学大学院補助講師を兼任、顧客の税務・経営アドバイスのほかに、都市銀行を中心として金融機関に配布されている税務リポート監修多数、講演経験も多数、上場を目指す会社の非常勤監査役経験もあり。
ご興味のある方は y.tanizawa@keieishi.jp(コピーする際は@を半角に変更してご利用下さい)までご連絡下さい。
※個人の相続対策及び遺産整理について、東京都文京区本郷の谷澤税理士事務所では積極的に対応しております。
是非、ご相談下さい。
2012年4月29日