こんにちは、東京都文京区本郷三丁目駅徒歩4分の谷澤佳彦税理士事務所です。
本日の日経新聞夕刊によりますと、土地の相続登記が義務化される方向で法律が動くようです。
相続関係のお仕事をさせていただいていますと、
・相続人間でもめて土地の相続が進まない
・相続人にとってもらっても有難くない土地で誰も欲しない
などのことが起こります。
多くの場合、私もそうですが、誰も要らない土地は長男が引き取ることが多く見受けられます。
相続登記を義務化することにより、土地取引に支障が生じないようになるのは歓迎です。
一方、上記のように、そもそも要らない土地を相続させられることも迷惑な話です。
現行の法律では相続放棄でもしない限り、誰も要らない土地であっても、相続人の誰かが引き取らざるを得ません。
一部の土地だけを相続人全員が放棄できないのです。
今回の法案、放棄を認めるようです。
放棄された土地の受け皿をどうするのかの問題はありますが、相続の現場で起こっている誰も要らない土地と言う大きな問題は解決の方向に向かうようです。
※税理士による文京相続相談室(谷澤佳彦税理士事務所)では、相続に関して初回無料面談相談を積極的にお受けしております。
2019年2月8日